お宮参りにはどんな靴を履く?服装・当日の流れ・思い出の残し方も紹介
フォーマルな場にふさわしい身だしなみで臨むのが、お宮参りでのマナーです。お宮参り当日の服装を考える際に、靴選びで悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お宮参りで履く靴の選び方を解説します。赤ちゃんの靴だけでなく、お母さんとお父さんの靴選びのポイントも分かる内容です。お宮参り当日の流れや服装の他、一生に一度の思い出の残し方も紹介します。
目次
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【靴の前に確認】お宮参りの服装について
お宮参りでの赤ちゃんの正装は「白羽二重(しろはぶたえ)の内着+着物(産着・初着)」というスタイルです。現在ではお宮参りのスタイルも多様化し「ベビードレス+着物」も多く選ばれています。最近ではベビードレスだけで参拝する方も増えてきました。
お父さんやお母さんといった参拝日当日の同行者は、赤ちゃんの服装の格に合わせます。お宮参りは、赤ちゃんが主役の行事だからです。主役である赤ちゃんより目立たないよう、落ち着いた色・デザインの服装を心掛けましょう。以下に代表的な服装例をまとめました。
赤ちゃん | 着物(産着・初着)、ベビードレス |
---|---|
お母さん・祖母 |
|
お父さん・祖父 |
※白色のワイシャツと白系のネクタイを合わせる |
きょうだい |
|
両家の祖父母がそろって参拝する場合は、服装について事前に話し合っておきましょう。お父さん・お母さんは赤ちゃんに、祖父母は赤ちゃんの両親に服装をそろえる必要があるからです。和装か洋装かだけでなく、服装の格のバランスも取りましょう。
お宮参りの靴選びのポイント【お母さん編】
参拝先の境内は砂利道や石畳が施してあることも多く、靴によっては歩きづらく感じるかもしれません。洋装に合わせる靴は、安全性も重視しましょう。和装であれば、参拝時に着る着物の格に合わせた草履です。なお、素足での参拝は好ましくありません。以下に靴選びのポイントを詳しくまとめました。
安全性を重視して選ぶ
赤ちゃんを抱っこしたりお世話したりすることが多いお母さんは、靴選びでは安全性を重視しましょう。普段から履き慣れている高さの靴であれば、境内の砂利道や石畳も安心です。可能な場合は、参拝先の環境を事前に確かめておきます。
洋装に合わせてパンプスを選ぶときも、ヒールがなるべく太く低めの靴や、ストラップ付きなど歩きやすい靴がおすすめです。安全性を優先し、ヒールがないフラットな靴を選んでも問題ありません。服装の色に合った控えめな色味・デザインの靴を選べば、お宮参りの場になじむでしょう。
和装では草履の高さに注意して
和装でお宮参りに臨む場合、準礼装の訪問着や略礼装の色無地、付け下げを選ぶ方も多くいます。着物の格に合わせて、草履の高さや色を選ぶのがマナーです。お宮参りでは、安定感のある4cm~6cm程度の草履が適しているでしょう。
お宮参りをはじめとしたフォーマルな場では、台と鼻緒が同色・同素材の草履がおすすめです。白色や淡色(ベージュやオフホワイトなど)の草履を合わせると、上品にまとまります。落ち着いた色味でエナメル製の草履があれば、幅広い場面で使えて便利です。
素足での参拝はNG
お宮参りの場では、なるべく肌を出さないようにします。スカートやワンピースなどを着る場合は、膝丈よりも長い丈を選びましょう。暑い時期のお宮参りでも、素足での参拝はNGです。サンダルも避けたほうがよいでしょう。
また、スーツやワンピースを選ぶときはストッキングを着用しましょう。パンツスーツでは靴下を履きます。 和装での参拝時、季節によって足元からの冷えが気になる場合は、足袋を重ねるのもおすすめです。
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お宮参りの靴選びのポイント【お父さん編】
お父さんは、スーツに合わせて革靴を選びましょう。おしゃれに気を配るのはよいですが、派手なデザインのものは避けます。革靴は前日までに磨いておくのが理想です。
また、参拝先によっては靴を脱いでご祈祷を受けることもあります。靴を脱いでも恥ずかしくないよう、靴下の色やデザイン、丈にも気を配りましょう。お宮参りをするお父さんの靴選びについて詳しく紹介します。
スーツのときは革靴で
お宮参りをはじめとしたフォーマルな場での靴選びは、服装とのバランスが大切です。お宮参りでスーツを着るお父さんは、落ち着いた色味・デザインの革靴を履きましょう。
ひもがない革靴はカジュアルな印象を与えるため、お宮参りでは避けたほうが無難です。パーティー用などの派手なデザイン・色味の革靴も、お宮参りの場には適していません。ひものある、黒系の革靴がふさわしいといえます。ブラックスーツ、ダークスーツの両方に合うでしょう。
履く前に靴を磨いておこう
お宮参りは神聖なお祝いの行事であることから、マナーは大切です。汚れた靴では印象が良くないため、できればお宮参りの前日までにはきれいに磨いておきましょう。
特に普段から履いている革靴を履く場合は、汚れを念入りにチェックしておくと安心です。冠婚葬祭などでしか履かない、フォーマル用の革靴を選ぶ場合も、劣化のチェックを兼ねて事前にお手入れをしておくことをおすすめします。
靴下の色にも注意して
ご祈祷を受ける際には靴を脱ぐこともあるため、靴下の色や丈にも気を付けましょう。お宮参りに限らず、スーツの着用時には、落ち着いた色・足首を覆う丈の靴下を合わせるのがマナーです。
派手な色やデザインの他、白色の靴下もスーツスタイルには適していません。落ち着いた色味の中でも、黒色や濃紺色で無地の靴下が無難です。長すぎたり大きすぎたりすると足元がもたつくため、靴下のサイズにも気を付けましょう。
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お宮参りの靴選びのポイント【赤ちゃん編】
お宮参りの主役である赤ちゃんにも、ベビーシューズを履かせることがあります。お宮参りやベビードレスの着用時など、特別な日に履かせる靴としてはセレモニーシューズがおすすめです。 ベビーシューズの代わりにベビーソックスを履かせても問題ありません。ここからは、意外に迷うことも多い、赤ちゃんの足元について解説します。
ベビーシューズ
お宮参りで赤ちゃんに靴を履かせる場合、赤ちゃん用のファーストシューズを履かせましょう。ベビードレスを着せる場合、ドレスのデザインに合わせやすいセレモニーシューズもおすすめです。寒い季節のお宮参りでは、ファーストシューズやセレモニーシューズは防寒アイテムとしても役立ちます。
ベビーソックス
赤ちゃん用の靴の代わりとして、ベビーソックスを履かせても問題ありません。ベビーソックスにはさまざまなデザインや色があるため、赤ちゃんに着せる服装とのバランスを考えましょう。白色・無地のソックスでも、フリルやレースがあると華やかです。
はだしは避けたほうがよいことも
赤ちゃんの快適さを重視するならば、はだしの状態が1番かもしれません。しかし、はだしでの昇殿を禁止とする参拝先もあるため、避けたほうが無難です。それでもはだしでいさせてあげたい場合は、ご祈祷を受けるときだけベビーソックスを履かせましょう。赤ちゃんの快適さも大切ですが、参拝先のルールを守ることも大切です。
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何をする?お宮参り当日の流れ
生活スタイルの変化に伴って、最近のお宮参りでは参拝時期など、自由度が高くなりました。お宮参り当日の過ごし方について、基本的に厳格な決まりはありません。写真撮影のタイミングや会食の有無は、ご家族の都合で決めてよいでしょう。お宮参りの基礎知識と合わせて、お宮参り当日の流れの一例を紹介します。
お宮参りの基礎知識
赤ちゃんが無事に生まれたことを神様に報告し、今後の成長を祈願する伝統的な行事がお宮参りです。お宮参りの時期は、昔から男の子が生後31日目か32日目、女の子は生後32日目か33日目とされていますが、あくまでも目安と認識しておきましょう。
生後1か月前後の時期は、お母さんも赤ちゃんも体調がまだ安定していません。生まれた時期によっては、参拝する頃に真夏・真冬を迎えることもあるでしょう。したがって、季節や体調などの状況に合わせて、お宮参りの日程をずらしても問題ありません。お母さんと赤ちゃんの体調を最優先に置くことが大切です。
お宮参りの流れ
お宮参り当日の流れは、お参りだけで済ませる場合と、ご祈祷を受ける場合の2パターンがあります。お参りだけであれば、一般的な参拝の流れと変わりません。ご祈祷を受ける場合は受付が必要です。以下にご祈祷を受ける場合の流れの一例をまとめました。
手順1 | 神社やお寺に到着後、ご祈祷の受付をして初穂料やご祈祷料を渡す |
---|---|
手順2 | ご祈祷を受ける |
手順3 | お宮参りの記念撮影 |
手順4 | お宮参り後の会食 |
「4」の会食は、あくまで会食を設ける予定がある場合です。記念撮影も同様ですが、お宮参りは一生に一度の行事であるため、写真は撮っておくことをおすすめします。いつ撮るのか、どこで撮るのかなどを事前に決めておくとスムーズです。
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思い出を残す!お宮参りの写真撮影はスタジオマリオで
お宮参りは、赤ちゃんにとって初めての大きな行事です。大切な思い出を、記念写真として形に残しませんか。お宮参りの記念撮影はスタジオマリオにお任せください。無料の撮影衣装を豊富に取りそろえています。プロのスタッフが撮影を担当する他、お宮参り当日に余裕が生まれる前撮りも対応可能です。
衣装は無料でバラエティー豊か
スタジオマリオでは、お宮参りの記念写真にふさわしい撮影衣装を豊富に取りそろえています。和装と洋装の両方をラインアップし、着物(産着・初着)・ベビードレスのどちらもバラエティー豊かです。たくさんの選択肢の中から、お好きな衣装で撮影いただけます。なお、撮影衣装の料金は頂いておりません。
快適に撮影が進められるよう、スタジオ内に着替え室や授乳スペース、ベビーベッドを完備しています。生後1か月前後の赤ちゃんのペースに合わせて撮影しますので、店内の設備はお気軽にご利用ください。
プロのスタッフによる撮影はベストショットを逃さない
スタジオマリオでは、年間約10万件の赤ちゃん写真を撮影しています。撮影を担当するスタッフは、赤ちゃん写真のプロです。特別な研修で身に付けたスキルと豊富な経験を生かし、赤ちゃんからすてきな表情を引き出します。
また、安全面を配慮し、首が据わらない赤ちゃんのための専用椅子を使用しているのも特徴です。すてきな表情を1枚でも多く収めるために、赤ちゃんの負担になることはしません。一緒に遊んだり休憩したりしながら、ベストショットを狙います。
前撮りは赤ちゃんの負担軽減にも
スタジオマリオでは、お宮参り当日の撮影も可能です。当日撮影は後日改めてフォーマルな装いをしなくて済む、お宮参りの同行者、例えば祖父母との撮影も実現しやすい、といったメリットがあります。
しかし、赤ちゃんのご機嫌によってはお参りがスムーズにいかないこともあるでしょう。当日に会食などの予定が入っている場合は、スケジュールが後ろ倒しになるかもしれません。
お宮参りのスケジュールに関して不安がある場合、前撮りもおすすめです。前撮りしておけば、当日のスケジュールに余裕ができるでしょう。赤ちゃんやお母さんの体調が心配な場合は、前撮りという選択肢もご検討ください。
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まとめ
お宮参りのしきたりは緩やかになったものの、神様と対面する以上、マナーを守った身だしなみで臨む姿勢が求められます。お宮参りに適した服装、服装と安全性のバランスが取れた靴を選ぶことが大切です。一生の記念になる行事だからこそ、参拝時や記念撮影時の身だしなみには気を付けましょう。
特別な装いで迎えたお宮参りの思い出を写真に残すなら、ぜひスタジオマリオにお任せください。赤ちゃん撮影のプロがベストショットをお撮りします。ご予約は、お電話やインターネットから可能です。体調が悪くなったなど、当日キャンセルも承っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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