赤ちゃんの手形足型はいつやるべき？

初めてお子さまの手足に触れて、愛らしさと小ささに驚いたパパ＆ママは多いはず。
その感激を、記念の手形足型にして残しておきましょう。
いつか大きく育ったお子さまに、「あなたはこんなに小さかった」と、微笑んで話してあげられる日が来ます。
ここでは、手形足型を取るときのポイントを紹介していきたいと思います。

初めての手形足型は命名式に合わせて

生まれてから7日目に「お七夜」のお祝いをします。
この日がお子さまにとって最初の記念日。

お子さまの名前を決める「命名式」を行い、命名書に名前を書いて貼り出します。

手形足型は、この「命名式」に合わせて取るのが一般的です。
産まれて間もない赤ちゃんの手足は、とても小さくて、柔らかく、可愛らしいものです。
名前と手形足型を命名記念のパネルにすれば、一生の思い出として取っておくことができます。

手形足形はお子さまが大きくなった時に、「こんなに小さかったんだよ」と目で見て、手で触って、比べて分かるものなので、ビデオや写真とはまた違った楽しみがあります。

ただし出産7日目はちょうど退院時期とも重なり、母子ともに慌ただしい時期となります。
もしママやお子さまに疲れがあるようなら、無理は禁物です。

出生届は生後14日までに提出しますので、命名はそれまでにやればOK！　
命名式は母子の体調が良い日を選ぶようにしましょう。

手形足型用のアイテムはこんなにいろいろ……

ベビー用品売り場には、手形足型用のグッズがいろいろ揃っています。
スタンプ型や立体型など様々なタイプがあるので、どんな形でお子さまの手形足型を残したいか、パパとママで相談して選びましょう。

赤ちゃんが生まれた後は育児で忙しくなりますから、出産前の余裕のある時期に選んでおくのがおススメです。

手形足型を記念品にできるアイテムをいくつかご紹介していきたいと思います。

手形足型付き命名セット

命名記念フォトフレーム

命名紙、お子さまの写真と誕生時の記録、手形足型をパネルにレイアウトして、フォトフレームにしたものです。
お子さまの誕生の記録を、ずっとお部屋に飾っておきたい方にオススメです！
手形足型の部分は、スタンプの他にレーザープリントなどで加工するものもあり、加工するタイプの場合は製作に数日から数週間かかります。

クレイの手形足型

専用のクレイ（粘土）にお子さまの手足を押しつけて、凹みの手形足型を残します。
粘土の手形足型は素朴な温もりを感じられるのが人気です。

レーザープリントの手形足型

手形足型を、レーザーを使ってガラスのプレートに刻みます。
スタンプしたものをスキャンしてレーザーで彫るために、デザインを含めて大体2週間程度の時間がかかります。
透明なガラスに白く刻まれた手形足型は、上品でピュアな雰囲気が魅力です。

樹脂を使った手形足型

特殊なジェルで手形を取り、その型へ樹脂を流し込んで立体的な手形足型を作ります。
立体なので、生まれたばかりのお子さまの手や足が、とてもリアルに再現されます。

手形足型を取る際の注意

言葉を理解できない赤ちゃんの手形足型を取るのは、至難の業です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、基本的に手足を縮めており、また手をギュッと握りしめています。

そのため、赤ちゃんの手形足型を取るのに非常に苦労しているパパ・ママがいらっしゃいます。
手形足型を取る際に押さえておきたいコツは、パパ・ママがお互いに強力しあい、タイミングを逃さず取るということです。

手形足型を綺麗に残すためには、赤ちゃんのご機嫌が大きく関わってきます。
泣いていたり落ち着かない様子だったりすると、綺麗に手形足型を残すことができません。

よって、赤ちゃんが落ち着いて良く寝ている時は絶好のチャンスとなります。
また授乳後やミルクの後も、赤ちゃんは満たされ、気持ちが落ち着いているのでおススメです。

スタンプ用の反応紙は、インキに素早く反応します。
ぶれないように、しっかり手足を押さえて取りましょう。

赤ちゃんの手足を持って行くより、手足を動かさない様にしておいて、紙を押しつける方が失敗せずにすみますよ。

手形足型の成長を残そう

出生後1年間は、人生でもっとも手足が大きく変化する時期となります。

是非、手形足型をしっかりと綺麗に取って思い出に収めておきたいですね。

成長していく赤ちゃんに見せるために、「命名式」「初宮参り」「百日祝い」「ハーフバースデー（6カ月）」「お誕生日」と、折々のタイミングで手形足型を取っておくのもおススメ です。

「命名式」の頃と「1歳の誕生日」の頃では手足の大きさや形が段違いです。
その変化にお子さまの成長を見ることができます。
この時期の赤ちゃんはあっという間に大きくなっていきます。
忘れたくないちっちゃな手形足型は、その時にしか残せない宝物です。

お子さまの大切な記録ですから、愛情いっぱいに残してあげましょう。