「七五三 後撮り」はいつまで?魅力と12月の七五三を成功させる秘訣
更新日:2021年10月6日
七五三は11月15日前後にお祝いするケースが一般的です。しかし、こどもの体調や家族の都合などのため、12月になってからというご家庭もあります。お参りは済ませたものの、記念撮影がシーズン中にできなかったというケースもあるでしょう。
そこでこの記事では、シーズンを過ぎた12月の七五三を取り上げます。記念写真だけを「後撮り」で撮影するケースや参拝や食事会も12月に行うケースなど、ケースごとに押さえておきたいポイントがわかれば、シーズンを過ぎていても心配する必要はありません。
目次
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「七五三 後撮り」はいつまで?
ひと昔前の七五三といえば、11月15日にお参りと記念撮影をし、その後家族一緒に食事をするという流れが一般的でした。しかし近年は参拝者で混み合う11月を避けるため、七五三のお参りと写真撮影を別の日に行うご家庭が増えてきています。
七五三のお参りシーズンが過ぎ、落ち着いた頃に行うのが、七五三写真の「後撮り」です。多少前後はあるもの、多くの写真スタジオが12月~翌年1月に「後撮り」期間を設定しています。後撮りのメリットは、お参りと写真撮影の時期をずらせるため、スケジュールに余裕がうまれることです。写真撮影を4月~10月に済ませてしまう「前撮り」同様、お得な撮影プランが設定されていることもあります。
後撮りを希望する方は、当日撮影や前撮りに比べて少数かもしれません。しかし、後撮りならではの魅力はたくさんあります。
見逃せない「七五三 後撮り」の魅力!
七五三写真の後撮りには、前撮りや当日撮影とは異なる魅力があります。家族の事情やこどもの年齢など、それぞれのご家庭の状況に応じて選ぶとよいでしょう。ここでは、七五三写真の後撮りに期待できるメリットを紹介します。
中には12月か1月かで迷っている方もいるかもしれません。12月の後撮りと1月の後撮りの特徴もまとめました。
予約が取りやすく、ゆっくり撮影できる
同じ時期に撮影をするご家庭が少ない後撮りであれば、平日でなくても予約が取りやすく、ゆっくりと撮影できます。混むことも多い当日撮影や前撮りの場合、かなり早くから予約しなければ希望の日時が取れない……ということにもなりかねません。後撮りは希望日で予約が取りやすく、予約変更も比較的簡単です。
また、せかされたり慌てたりすることなく、ゆっくり撮影できます。小さなこどもがいる場合には、大きな安心要素となるでしょう。
豊富なバリエーションから気に入った衣装を選べる
ゆっくりと撮影ができる後撮りには、撮影用の衣装を無料で貸し出してくれる写真スタジオや、お着替えできる写真スタジオがおすすめです。七五三撮影のハイシーズンが終了しているため、豊富なバリエーションから気に入った衣装を選べます。雰囲気の違う複数の衣装を着て、納得のいくまで撮影できるでしょう。
3歳の七五三は「後撮り」がおすすめ!
まだまだ幼い3歳の七五三では、慣れないスタジオでの写真撮影にかなり手を焼くというケースも少なくありません。数え年の3歳であれば、満年齢では2歳です。イヤイヤ期と好奇心旺盛な面が合わさって、お父さん、お母さんの気苦労は倍増してしまいます。3歳の七五三には、後撮りがおすすめです。
この時期のこどもの成長は著しく、わずか数か月の間にも、体や心が大きく変化します。七五三シーズンを過ぎる頃には、イヤイヤ期がだいぶ落ち着いてくるかもしれません。「購入時には大き過ぎるように思えた衣装が、後撮りの頃にはしっかり着こなせる体格になっていた」というケースもあります。
前撮りにするか後撮りにするかは、お子さまの年齢や成長も考え併せて決めることが大切です。
12月の後撮り
12月になると、七五三撮影のハイシーズンが終了していることもあり、七五三撮影を希望する方がかなり少なくなります。そのため、撮影予約が取りやすく、撮影もスムーズです。料金がお得で特典豊富な撮影プランが充実している点も魅力のひとつといえるでしょう。
冬季ということもあり、地域によっては天候が不安定になることもあります。体調管理には十分注意しておきたいものです。
12月の後撮りでは、七五三の撮影データを年賀状に使用する方も少なくありません。しかし、年末ギリギリの撮影では年賀状に間に合わない可能性もあります。年賀状での使用を考える場合は、撮影のタイミングに気を付けましょう。
後撮り実施月 | メリット | 注意点 |
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12月 |
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1月の後撮り
1月も12月と同様、七五三撮影を希望される方は少なめです。そのため、撮影予約が取りやすく、撮影もスムーズに進みます。料金がお得で特典豊富な撮影プランが充実している点も、12月と同様の魅力ポイントです。
地域によっては、寒さや荒れた天候がさらに厳しくなることも予想されます。また、風邪などもひきやすい時期のため、体調不良の際は無理して撮影するのではなく、予約変更を行い万全のコンディションで撮影に臨みましょう。
1月の後撮りで注意しておきたい点は、成人式シーズンです。成人式用の撮影と重なり、予約が取りにくい日があることを覚えておきましょう。
後撮り実施月 | メリット | 注意点 |
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1月 |
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七五三の成功の秘訣は写真だけでも記念に残すこと
この記事では、記念撮影を中心にした、シンプルな七五三の祝い方を提案します。「家族そろっての参拝や食事会はスケジュール的に難しい」というケースは珍しくありません。後半では、七五三の多様なお祝いの仕方についてもご紹介します。
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「12月に七五三のお祝い」は遅過ぎる?
12月に写真撮影だけでなく、七五三のお参りもしたいという方もいるでしょう。七五三の意味は、こどもの無事な成長を喜び、感謝することにあります。時期が12月になったとしても、問題はありません。しかし、七五三のシーズン中とは違った配慮も必要です。ここからは、12月の七五三で押さえておきたいポイントを解説します。
ご祈祷は1年中OK
七五三の参拝は、ほとんどの神社・お寺で1年中受け付けています。多くの神社では参拝者が少ないと予想されるため、写真撮影も落ち着いてできるでしょう。
しかし、七五三のシーズンを過ぎると、七五三用の授与品の準備がないことも少なくありません。一般的に、七五三シーズンの授与品は、七五三用の特別セットです。授与品はご祈祷をお願いすると頂けるもので、七五三用の授与品には千歳飴をはじめとする七五三らしいものが含まれています。
初穂料(お布施)やご祈祷の申し込み方法なども神社・お寺によって異なるため、七五三用の授与品の有無についても併せて確認しておくことがおすすめです。
食事会はレストランや料亭と相談して
12月に七五三の会食をしても問題ありません。ただし、内容には事前の確認が必要です。七五三シーズンには、七五三特別プランなどを提供しているホテルや料亭も少なくありません。しかし、12月になると七五三用のプランを利用できない可能性も高まります。遠慮せず、会食会場に問い合わせてみましょう。
多くのレストランや料亭では、「慶弔コース」や「お祝い膳」といったプランを用意しており、そのようなプランを使えるかもしれません。
12月の七五三がおすすめのケース
七五三のお祝いそのものを12月に執り行うケースは、多くはないとはいえ、あります。家族が離れて暮らしているため、年末しか集まれないというご家庭も少なくありません。実家への帰省に合わせて、祖父母と一緒に七五三を祝うというケースもあります。
人混みを避けるだけでなく、着物を着て気持ちよくお参りするために暑さも避けたいという方もいるでしょう。12月はそのどちらの条件にもマッチします。
早生まれのお子さまや数え年で七五三を祝うお子さまの場合にも、12月がおすすめです。成長を待って12月にお祝いすると、ちょうどよいサイズ感で衣装を着ることができるかもしれません。
12月の七五三はどこにお参りする?おすすめ3社
ほとんどの神社では、七五三のご祈祷を1年中受け付けています。12月にお参りをする場合には、七五三のご祈祷時間や申し込み方法だけでなく、授与品の有無も確認しておくと安心です。ここでは、12月ならではの魅力あふれる、参拝におすすめの神社を3社紹介します。
なお、最新の情報は公式ホームページなどで確認しておきましょう。詳細は問い合わせると確実です。
白山神社(新潟県)
新潟県の白山神社は四季折々の風景が楽しめる、撮影スポット満載の神社です。人気は有名レストラン・料亭の味が楽しめる白山会館での会食で、七五三シーズンの土曜日・日曜日は予約ですぐに埋まるといわれています。シーズンオフの12月であれば予約も取りやすいかもしれません。
住所 | 新潟県新潟市中央区一番堀通町1-1 |
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アクセス |
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ご祈祷受付時間 | 午前8時50分から午後4時30分 |
(参考:『白山神社 公式サイト』
https://www.niigatahakusanjinja.or.jp/)
桑名宗社(三重県)
桑名宗社は平安時代より知られた古社で、子孫繁栄にご利益があるとされています。おすすめポイントは、七五三の受付期間が12月末までに設定されている点です。千歳飴やお守り、破魔矢、クレヨン、お菓子詰め合わせ、シャボン玉など、こどもにうれしい授与品が用意されています。
住所 | 三重県桑名市本町46番地 |
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アクセス |
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ご祈祷受付時間 | 午前9時から午後5時 |
(参考:『桑名宗社 公式サイト』
http://www.kuwanasousha.org/)
太宰府天満宮(福岡県)
菅原道真を祀る太宰府天満宮は、全国的にも有名な神社です。広大な敷地には歴史的建造物など見所が多く、七五三の参拝者が少なくなる12月であれば、境内を心ゆくまで散策できるでしょう。12月半ばまでは紅葉が楽しめ、ときには12月末に飛梅が見られることもある、四季の彩りを感じられる神社としても知られています。
住所 | 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 |
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アクセス |
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ご祈祷受付時間 | 午前8時45分頃から午後5時頃 |
(参考:『太宰府天満宮 公式サイト』
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/sanpai/saiten/special/shichigosan)
七五三のお参りは神社?お寺?
この記事では参拝先を迷われている方に、神社とお寺、どちらへお参りするのが正しいのか?その違いをご紹介します。
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12月の七五三はポイントを押さえることが秘訣
12月に七五三を予定する場合には、シーズン中とは違った配慮が必要です。七五三を誰と、どのように祝うかは各家庭で違います。伝統や文化に対する考え方や地域性などもそれぞれです。家族皆が気持ちよく、心に残る七五三とするために、覚えておきたいポイントを3つ紹介します。
1.家族とよく話し合っておく
七五三を12月に祝うことに儀式上の問題はありません。しかし価値観は多様なため、伝統を重視し、12月の七五三に難色を示す方がいることも考えられます。事前に説明することなく12月の七五三に招待するのは避けた方がよいでしょう。
なぜ12月に七五三をするのか、どのように行うのかなど、詳しく話せば納得してもらえる可能性もあります。ポイントは、決定事項としてではなく、決定する前に話し合うことです。
2.お参り、食事会、後撮りから組み合わせられる
七五三の基本行事は、神社やお寺への参拝、記念撮影、食事会の3つです。12月にすべてを行う必要はありません。お子さまの成長や家族の事情に合わせてスケジュールを組み合わせることもできます。
例えば、お参りや食事会はシーズン中に行い、記念撮影だけ成長を待って後撮りするという方法です。お参りと記念撮影だけを12月同日に行い、食事会を割愛するというスケジューリングもあります。無理をせず、家族にとって都合のよい方法で祝うのが一番です。
3.体調管理をしつつ、Bプランも考えておく
12月は季節柄、体調を崩しやすいシーズンです。特にこどもは風邪をひきやすいため、事前の体調管理には気を付けておきましょう。しかし、十分注意していたとしても、体調を崩してしまうことはあり得ます。万が一、予定していた日に七五三ができなかった場合を考え、Bプランを設定しておくとよいでしょう。
なお、記念写真の後撮りには、予約変更が簡単な写真スタジオがおすすめです。体調不良の中、無理をして撮影するのはお子さまのすてきな表情を逃してしまうかもしれません。回復を待って気持ちよく撮影できると、時期が少しずれたとしても、七五三のよい思い出として残ります。
七五三の由来と意味、よくある疑問も全部解説!
この記事では、七五三の由来や衣装選びなど、七五三の基本を取り上げます。七五三の意味するところがわかれば、伝統を大切にしながらもご家族に合った方法で七五三をお祝いすることができるでしょう。
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【12月の七五三】後撮りならスタジオマリオで安心!
12月の七五三写真は、スタジオマリオにお任せください。スタジオマリオでは七五三撮影を1年中受け付けています。さらに、12月の七五三を心ゆくまで楽しめる、スタジオマリオならではのサービスも満載です。スタジオマリオで行う七五三撮影の魅力を、たっぷり紹介します。
シンプルな料金システム!撮影用衣装・着付け代も無料!
スタジオマリオでかかる料金は、撮影基本料+商品代です。撮影用の衣装や着付けも無料で、着物やドレスに合わせてプロが対応いたします。
さらにお着替えも無料で、小学生までのごきょうだいの撮影衣装も無料です。ソロショットだけでなく、きょうだいで仲良しな姿も残しましょう。ご家族も一緒の撮影は、スタジオに不慣れなお子さまの緊張を和らげるのにも効果的です。
衣装の豊富さが自慢!お気に入りがきっと見つかる
スタジオマリオでは、400点以上の豊富な衣装をご用意しています。撮影用の衣装はすべて無料です。お着替えも無料で、色とりどりの着物をはじめドレスやスーツスタイルなど、雰囲気を変えて撮影を楽しめます。
七五三予約が落ち着いた12月であれば、お好みの衣装を選びやすくなります。お子さまが気に入った衣装だけでなく、お父さん、お母さんが着せたい衣装でも写真を残しましょう。
データ購入も可能!七五三写真を活用できる
写真の専門店カメラのキタムラが経営するスタジオマリオは、画質のよさとプリント商品の多彩さが自慢です。お買い上げ写真は「マリオフォトディスク」のご購入でデータとしても残せます。
高画質データは、ポスターやパネルなどのプリント商品やフォトグッズへの利用も簡単です。フォトブックやSNS利用など、七五三写真の活用の幅も広がります。
予約変更は無料!ベストコンディションで納得の1枚に
スタジオマリオはこども写真の専門店です。撮影スタッフはこどもの自然な表情を引き出すトレーニングを受けています。しかし、体調が悪い場合は思うような写真が撮れないかもしれません。スタジオマリオでは、体調不良やお子さまのご機嫌が優れない場合は、後日無料で撮り直しますのでご安心ください。
また、予約の変更も可能です。急な体調不良などでご都合が悪くなった場合には、遠慮せずご連絡ください。回復を待って撮影すれば、ベストコンディションで七五三撮影を楽しんでいただけます。
まとめ
さまざまな理由から、12月に七五三をすることもあります。例えば早生まれや数え年でのお祝いなど、少し幼過ぎるように感じる場合には、成長を待つのも選択肢のひとつです。シーズンを過ぎた12月を選ぶことで、体も心も成長し、スムーズなお祝いにつながりやすくなるでしょう。
多くの神社やお寺は12月の七五三参拝を受け付けており、また、写真スタジオによってはお得な「後撮り」もあるため、心配は要りません。
七五三写真の後撮りには、スタジオマリオをぜひご利用ください。豊富な衣装と多彩な商品、こども撮影に特化したサービスで皆さまを待ちしています。
七五三はいつ頃するの?七五三のお参り・写真撮影に適した年齢と時期について
この記事では、七五三を迎える年齢と記念撮影のタイミングを分かりやすく解説します。七五三の基本情報も押さえておきましょう。七五三のお祝いや記念撮影に関する知識を深めておくと、段取りもしやすく、安心です。
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