ナカヤっちが撮影する、ほのぼの写真やおかしな写真たち。
どうか、あなたの「息抜きのひととき(脱力アワ~)」になりますように…

小さな小さなファイアーウォール

VOL.249 2009年06月08日

庭のイチゴの苗にまとわりつく、
奇妙な土の塊…。

近づいてみると…まさかアリの巣!?

所々開いた小さな穴から、体長2、3ミリのアリが
出たり入ったりしているではありませんか!!

生まれて此の方35年間、
アリは土中に巣を作る昆虫と思っていましたが、
草の根元にも巣(?)を作るのでしょうか?

調べてみると、確かに関東以西の地域では、
木の上などに巣を作る種類も多いそうですが、
実もついてないイチゴの苗に
いまだ住みつく必要があるかしら…?

それに、巣といっても、
一般的なアリの巣のように
居住用の部屋らしいものはなく、
枝の周りに、そぼろ状の土がくっついているだけ。
ちょっとした外壁材のような感じ。

しかも、人間の力で軽く触っただけで、
ボロボロっと崩れるありさま。
(アリさん、ごめんなさーい)

この脆さ…。観察すればするほど、
居住用の巣とは違う気がしてきました。

次の日、
もう一度観察しようと現場に行くと…。

ぜ、全壊してました。。。
(これは、私がやったんじゃありませんヨ)

露わになった枝には、アブラムシがビッシリつき、
その周りには、アリがこれまたビッシリ!!

不気味すぎて身震いしましたが、
気味が悪いほど気になるのが私の性分。
園芸サイトをくまなく調べてみると…。

そもそも、アブラムシは植物の汁を吸い、
お尻のあたりから甘い液体をだす昆虫。
で、アリはその液体をちょうだいする見返りに
アブラムシを天敵から守る習性があるので、
こうして、テントウ虫やカゲロウなどの侵入を
防ぐために土壁を作るんですって~!!

そういえば、崩れる前の出入り口は
天敵が通れない大きさになっていましたっけ。

…ということは、これも「ファイアーウォール」。
外部からの侵入を制御し、
内部の安全を維持しているのです。

生き物の本能って、ホントによく出来てますね!