ナカヤっちが撮影する、ほのぼの写真やおかしな写真たち。
どうか、あなたの「息抜きのひととき(脱力アワ~)」になりますように…

終わりの味

VOL.212 2008年09月22日

今年の夏、我が家の家庭菜園では、
小玉スイカの苗を2つ植えました。

栽培方法を読むと、本来は土に追肥したり、
余分なツルを摘み取ったりと、
多少手をかけてやるものだそうですが、
怠け者の私は、95%ほったらかし!

人工受粉以外は何もしなかったのに、
2つの苗には、10個ずつ実が成りました。

しかも、大きさ・糖度ともに出来がよく、
スーパーのスイカにも劣らないレベル。
日当り・風通し・天候・土壌など、
好条件が重なったんでしょうかね…。

そんな20個のスイカも、いよいよ終わり…。
と思った頃、縦横無尽に延びたツルの先に、
小さな実が2つ育っているのに気づきました!

収穫後、計ってみると、
直径12センチ、600グラム。
グレープフルーツ大の大きさです。

一般的に小玉スイカは、
重さ1.5~2キログラム位なので、
1/3程度の容積。

こういう実は、俗に
「末成り(うらなり)」と呼ばれるそう。

「末成り(うらなり)」とは、
文字通り、末端に成った実で、
栄養が行き渡らないので、
味は各段に悪くなるとか!

普通は、破棄したり、
漬物にしたりするそうですが、
我が家では、最後の1個まで
責任を持つ事に・・・。

食べてみると、スイカの風味は健在で、
それなりに美味しいのですが、
やっぱり、赤みはうすく、糖度も低め。

さすがに、1つの苗で12個も結実しただけあり、
まさに、時期の『終わりの味』といった味。
(でも、十分美味しく食べられます。)

豊かな時代に生まれ、味のよい野菜や果物に
すっかり慣れてしまった私にとっては、
『終わりの味』は、とても新鮮なものでした。

『終わり』を知って、『旬』のありがたみを悟る。

またひとつ勉強になった、34歳の夏…でした。