ナカヤっちが撮影する、ほのぼの写真やおかしな写真たち。
どうか、あなたの「息抜きのひととき(脱力アワ~)」になりますように…

オカマの虜

VOL.97 2006年07月03日

このピザに出会ってから、
10年位経つでしょうか…。

それまでの私は、ピザと言えば、
カリカリッとしたクリスピーなタイプか、
または、厚みのあるパン生地タイプの
イメージしかありませんでした。

でも、このピザはどちらでもない。

表面はパリッと、中はしっとり、もっちり。

これが、元祖イタリアの味だという事を
大人になってから知りました。

おそらく、どんなトッピングでも
美味しいであろうと想像できるのですが、
実は、今だにこのマルガリータという
ピザしか食べた事がありません。

生地を味わいたいから、どうしても
いつもシンプルなものに
行き着いてしまうのです。

素朴だけど、時々無償に
食べたくなる味なんです。

勝手な解説をつけさせていただきますと、
美味しさの秘密は、たぶん
オリーブオイルの入った、手延ばしの生地。

醗酵してできた気泡をつぶさないように、
手で広げ、さらに空中で回しながら
遠心力を利用して延ばしていました。
(この鮮やかな技を撮れなくて、残念)

この延ばす技は、素人から見ても
相当な鍛錬が必要とお見受けしました。

気温や湿度で生地の状態が変わるという、
とても奥の深い世界にも関わらず、
こちらのお店では、なんと
『世界ピザ職人選手権』 で、
3年連続入賞をしているそう。

去年は、スタッフの一人が個人戦で優勝し、
缶コーヒーのCMにも出演されていました。

もう一つの味の秘密は、専用の石窯。

今でこそ、窯焼きのお店は増えてきましたが、
10年前くらいまでは、
あまり見かけなかったシロモノ。

薪でレンガを熱し、レンガの上に
ピザを置いて短時間で焼くので、
「表面はパリッと、中はもっちり」
になるそうな。

イタリアでは、専用窯のある店でしか
ピッツァは食べられない、
なんて話も聞いたことがあります。

きっと、お窯でなくちゃ、
絶妙な焼き加減にならないのでしょうね。

しばらくしたら、またこの味が
恋しくなりそう…(笑)

すっかり”お窯の虜”のナカヤっちでした。